優しき町

一番初めに、この三戸を訪れたのは12年前だっただろうか・・最初の印象は、とても静かな町というイメージが強く、2年前まではあまり行こうという気にはなれなかった。私の仕事はフォトグラファー。青森県でも八戸・青森・十和田・弘前などの観光名所の撮影が多い中、三戸の「11ぴきのねこ」「城山の桜」「巨木」の撮影依頼が入ったのが2年前のことだった。城山の桜を見たのも撮ったのも2年前だった。大きなお城ではないが、なんとも言えない風情があり、中心街を優しく見守っているかのような山城だ。奥のほうには小説家、三浦哲郎の「繭子ひとり 」NHKの朝の連続テレビ小説で舞台となった繭子の像もあり、静かに、また輝きだすのを待っているかのようだった・・城好きな私だが、なんとも優しい気持ちにさせられる不思議な城だ。「11ぴきのねこ」の撮影依頼が来たのは今年の2月。馬場のぼるの名前は知ってはいたが「11ぴきのねこ」は初めて聞いた。当然なんだけど、県外出身なので全く知らないことのほうが多い。この猫たちを探すところから始まり、雪景色の三戸をゆっくり見たようなきがする。大正・昭和初期の洋館などもあり、昔ながらの商店街も残っていて懐かしさを感じる。街中に点在するこの猫たちを探すのも、実は面白く、雪がかぶっていて、探すのも大変だった。人づてに聞きながら探していったので、人も町もちょっとだけ知ることが出来た。帰りに立ち寄った、道の駅三戸の「ひっつみ」もとても美味しかった。これも優しい味・この優しい三戸という町を段々好きになっていく自分がいる。「だから、三戸町に行ってみたい。」

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