「観光」より「旅」に向いている町。青森県三戸町は、”古き良き日本”と”旅の原点”に帰る場所

この町はただ見物するだけの「観光」には向いていない町だ。

 

青森県の南端にある三戸町は、人口約1万人の小さな町。

他の地域に比べて際立つような「名所」はないし、特段おいしい「料理」があるわけでもない。 でも、「旅」をするのには適した場所といえる。

 

「旅」というのは、その場所の「ありのままの姿」を感じて楽しむものだと考えているからだ。

例えば、地元の人たちに親しまれている料理を食べる。 街中を散策してみる。地元の人の仕事場を覗かせてもらう。

 

名所や名物など、その地を観光(見物)するだけでなく、 「その地域の生活や人々を垣間見て、体験する」ことこそ「旅」であり醍醐味だ。

 

ここでは、少しだけ、この町の表情を覗いてみることにしよう。(説明は極力省く。あまり説明しすぎると、先入観が入ってあなたの「旅」を邪魔をしてしまうからだ。もし気になるものがひとつでもあったら、この町を訪れてみていただきたい。)

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

 

三戸町には、古き良き日本の姿が残っている

町のシンボル「11匹のねこ」

三戸町出身の漫画家・絵本作家の馬場のぼるさんの絵本『11ぴきのねこ』が出版されてから、今年で50周年。『11ぴきのねこ』を起点にまちづくりが行われている。

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

 

地域の「気象条件」から生まれた独特の食文化

この地域は、かつて「やませ」という季節風の影響で水稲栽培が困難となったことがきっかけで、麦やそばといった「粉もの」の食文化が発達した言われている。

 

三戸せんべい

サクッと軽い口当たりが特徴の、クセになりそうな食べ応え。薄ゴマせんべいを始め、ジュネと呼ばれるエゴマやエビ、辛口のものなど、各店舗でオリジナリティ溢れるせんべいが創られている。

引用:三戸町役場ホームページ

 

三戸ひっつみ

三戸ならではの家庭料理のひとつ。ダシのきいたしょうゆ味の汁に、うどん粉を練った具を入れて煮たもので俗にいう「すいとん」。肉や山菜などが入っていて、一度で二度おいしいヘルシーな料理。

引用:三戸町役場ホームページ

 

串もち

小麦粉や米粉を練り、平らな丸もちにして串刺しに。その上にジュネみそをたっぷりとつけて炭火焼きしたもの。この町の行事食であり、おやつでもある。

引用:三戸町役場ホームページ

 

ホップ

ホップの産地としても名高く、大手ビールメーカーとも連携をしている。

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

この町をホップを使った地ビールも美味しいという。

 

サクランボ

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

ひとつぶが大きいサクランボ。

 

リンゴ


引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

ここでで採れるリンゴはすごく甘くて美味しいという。三戸町は盆地で温度差が大きいが、その温度差がリンゴに甘みを与えるてくれるらしい。


四季折々のお祭りたち

さんのへ春まつり

約1,600本の桜が咲き誇る県南随一の桜の名所「県立城山公園」。ここ開催される「さんのへ春まつり」では、期間中は歌や踊り、屋台が並ぶなど連日イベントが催され、県内外から毎年約10万人の観光客がやってくるという。

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち

さんのへ夏まつり

別名「提灯まつり」とも呼ばれている。竹に約3,000個のちょうちんが取り付けられた提灯が、アーケードのように町中心部を照らし出し、ノスタルジックな雰囲気を演出。歩行者天国には、多くの屋台とナニャドラと呼ばれるこの町の伝統的な踊りで盛り上がる。

引用:三戸町役場ホームページ

さんのへ秋まつり

三戸の伝統を感じられるお祭り。各町内会の作る豪華絢爛な人形山車が町の中心地を練り歩く。

引用:三戸町(公式)青森県さんのへまち


大正ロマン、昭和レトロな建造物たち

国の登録有形文化財でもある「佐瀧本店・別邸」などが残され、多くの大正ロマンや昭和レトロな建造物と当時の雰囲気を愉しむことができる。

引用:三戸街歩き奉行所

引用:三戸街歩き奉行所

三戸町で、”旅の原点”に帰る旅へ

 

三戸町は、特に着飾ることのないこの町だからこそ、「暮らすように旅する」ことに向いていると思う

ネットもスマホも無かった時代の、どこか懐かしい雰囲気と生活を感じることができて、まさに、旅の原点に帰ることができる町。自然あり、伝統あり、優しさ溢れるこの町は、さながら「古き良き日本」へタイムスリップさせてくれるだろう。

冬には氷点下20℃を記録するという寒い町。

でもそんな寒い町には、たくさんの暖かい人が待っている。

だから、三戸町に行ってみたい。

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