アートの視点から町を見る

家の近くに三戸という地区がある。
「さんのへ」ではなく、「みと」だけど。

私は青森の生まれなので、最初はもちろん「さんのへ」と読んでいた。
今は神奈川県に住んでいる。
ここに至るまで、東京に住むこと30年あまり。

田舎で育った者は、土地の持つ「気」や空気の匂いに敏感だ。
ちょっとした差異を感じ取る能力が備わっている。
そして自然というものを知識ではなく体感として持っている。
それは宝だと思う。

東大の近くに住んでいた時、
東大構内の自然を楽しみ、犬を散歩させていた。
三四郎池や、ちょっとした小山や、大きな銀杏の木などがあり、
秋になるとギンナンを頂いたりしていた。
(余談ですが、東大のギンナンだと言うとすごく喜ばれる。
頭が良くなるご利益があるとか言って)

でも、都内では結構ワイルドだと思っていたこれらの自然も、
ワイルドではなくマイルドだということを引越後に思い出した。
幼い頃に体感した「自然」へのセンサーが蘇ってきたのだ。

そして日本は、
東京という1つの大きな都会と
「それ以外」で成り立っているということを思い知った。
都会は他にもあるけれど、東京は特別だ。
そしてそのド真ん中に住んでいたのだ、ということを改めて。

「それ以外」の魅力をうまく伝えられている地域はなぜか暖かい。
寒い地方であっても、人が少なくても暖かい。
自分たちが日々感じるあたりまえの良さを
内側からも外側からも見る目を持って暮らしているからだ。

田舎の自然や空気を体感した目と、
東京側から見ることによって気付く外からの目。

さらにそこに「町をアートの視点から見る」という目を加えたい。
自然も町並も人々も、新たな角度から。
そこから生まれるものを発信し、シェアしたい。

人生の旅路も充分にいろいろな旅程を経たうえで
三戸町に出会うという機会が得られたら

だから私は三戸町に行ってみたい!

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