自分だけの「いいね」を見つける旅

こんにちは、ライターの山城さくらです。良く言えばフリーランス、悪く言えばニート、アラサーです。

 

私は疲れていたんです。

 

SNSをひらけば誰かの結婚報告にキラキラした生活。

 

私も皆と同じように、いやそれ以上にSNSに夢中になり、いいねを求めて投稿していたけど、なんだか疲れてしまった。

 

誰かの「いいね」は本当に自分の「いいね」なの…?

 

本当の自分にとっての「いいね」ってなんだっけ…

 

 

そう思い、勢い任せに東京駅から電車に飛びのったのは3時間前。

 

 

私は今、青森県三戸町にいる。

 

 

・・・。

 

 

・・・・

 

 

予想以上になにもない。勢いとはいえとんでもないところに来てしまった。

 

 

 

山城「すみませ〜ん」

 

 

「はい!」

 

 

山城「あの・・・わたしSNS疲れしてここに来たんです。」

 

 

山城「勢いできたはいいものの、まぁなにもない。あまりになにもない。どうしたらいいですか」

 

 

「・・・! 三戸には何もないようで、実は良いところがたくさんありますよ。せっかくここまで来たのだから景色・人・食事。いろいろ散策をして三戸町のたのしんでいってください!」

 

 

山城「はあ・・・わかりました・・・」

 

こうして自分だけの「いいね」探しin三戸町がはじまった。

 

 

町を歩くだけで心が満たされる景色

あれ・・・

 

 

よく見たら景色がすごい・・・・!

 

 

顔を上げればカラフルに塗られた山々に、りんご畑。

 

 

町を歩いているだけで絶景に出会える青森県三戸町。なんてファンシーな町なんだ。

 

訪れたのは11月上旬、紅葉シーズンにぎりぎりすべりこめた。

 

歩いているだけでこんなにキレイなんだから、絶景スポットがたくさんあるのでは?ということで行ってきたおすすめの場所はこちら。

 

 

三戸望郷大橋

 

ひゃっほ〜〜〜〜!!!!

下から橋を見るのもきれいだけど、上から見下ろすのが断然おすすめ。 山×川×線路。絵みたいにきれいだ・・・!

 

地図:https://goo.gl/maps/TjnHZQb76bt

 

 

三戸城跡県立城山公園

三戸の観光スポット、県立城山公園。 町を一望できる頂上からの景色も圧巻ですが・・・

みてください!この黄色い絨毯。ここだけで秋大満喫。

 

地図:https://goo.gl/maps/cq26qc7sr2r

 

 

インスタ映えなんていらない、本当においしいものを食べる

 

町を歩きまわり、大自然に癒やされ元気がでてきたところでお腹が空いていることに気がついた。

 

三戸グルメといえば「せんべい」「ひっつみ」「にんにく」「りんご」

 

ぜんぜんインスタ映えしなさそうなラインナップ。 でも今日はそれがいいような気がする。

 

今回私が食べたおすすめしたい三戸グルメはこちら。

 

割烹白山

本格郷土料を食べたいならここ。私はランチにきて「川蟹すいとん」をいただきました。

超濃厚な蟹スープが最高に美味しい。美味しいをとおりこして体に染み渡る。最高。絶対また来たいお店。

 

http://www.kappoushirayama.com/

 

 

だるま食堂

にんにく料理を楽しみたい方はここ。 にんにくだけでこんなにバリエーションがあるのかと驚かされた。

 

三戸町民の憩いの場にもなる地域に愛されているお店。

 

https://tabelog.com/aomori/A0203/A020302/2009468/

 

 

豊誠園食堂

 

一見入りにくい店構えだが・・・

 

中に入ると非常にアットホーム。おばあちゃんちに帰ってきたかのような雰囲気だ。

 

ここの豚汁定食は絶対に食べて欲しい。。。

 

 

にんにくたっぷりの豚汁定食はこのボリュームで600円・・・!

 

青森弁のお母さんと、お客さんとの掛け合いも“東北へ旅に来ている感”を引き立てる。ぜひ勇気をだして寄ってみて欲しい。

 

https://tabelog.com/aomori/A0203/A020302/2009093/

 

 

おやまだ煎餅

三戸には街中に、たくさんせんべいやさんがある。ここは、その中でも地元民おすすめNo.1のおやまだ煎餅さん

目の前で焼いてくれる焼き立ては、パリッパリ。 これが三戸町民おなじみの味だそう。

 

http://toyokawa.shop-pro.jp/?pid=23430327

 

 

福寿(ふくじゅ)

 

居酒屋に迷ったらここへ。せんべい汁はもちろんのこと、、

お母さんお手製の料理は、少し変わっていてどれもおいしい。

県外から来た私にもとてもあたたかく、最後にはこんな仲良しに。この地元感が心地よい。

https://goo.gl/maps/1ZhxRLhPd2z

 

道の駅さんのへ

道の駅では、変わり種のおせんべいを発見。

迷いに迷って買ったのはせんべいアイス。

モナカのようでモナカじゃない・・・不思議食感のアイス。くせになる。

http://www.michinoeki-sannohe.com/

 

 

三戸町の食事は、何を食べても本当においしい。

ありきたりな言葉しかでてこないのがもどかしいが、本当に美味しいのだ。

 

派手さは全くないのだが、味のレベルが相当高い。そしてなにより安い。

 

もうフォトジェニックなんてここでは必要ない。食事をするだけに訪れる価値がここにはある。

 

 

人間力と温かさがある町

食事、景色ともにかなりのおすすめポイントだが、三戸にきて一番いいと思ったのはそれではない。やっぱり町をつくるのは“人”なのだ。

 

皆が仕事を心から楽しんでいた。大好きだと言っていた。

 

あまりに生き生きされているので、わたしはあえて農業の事は聞かずに仕事におけるマインドを教えてもらうことにした。

 

にんにく農家の吉田さんはこう話してくれた。


「自分が楽しくないなと思うときは、自分で自身に鎖やフィルターをかけている。それを取っ払えれば楽しいことが見えてくる。自分達がワクワクすることがなにより大事。」

 

取材中、笑いの絶えないリンゴ農家の船場さんご夫婦には楽しく仕事をする秘訣を聞いた。

 

「同じ仕事なら、毎日笑って仕事をしたほうがいいに決まっている。だから私たちは毎日笑う。そのほうがりんごも美味しくなる」

 

ここに書いたのはほんの一部にすぎないが、ブラック企業・残業・ハラスメント、世の中にはいろいろな就業問題があるなかでこんなにもポジティブで熱い働き方があることに嬉しくなった。

 

それに、私自身フリーランスになってちょうど半年。このタイミングで話を聞けて本当に良かった。

 

 

滞在一週間後

 

山城「こんにちは〜〜!!!」

 

 

「あ、こんにちは! どうでしたか三戸、面白いところでしょう。」

 

 

山城「はい! 実際に1週間滞在して三戸のことが大すきになりました。やっぱり自分で体験してみないと良さってわからないものですね。」

 

 

山城「ところで先日もここ(役場)にいましたけど、あなたは・・・?」

 

 

「申しおくれました。町長の松尾です」

 

 

山城「え?」

 

ええええ〜〜〜〜〜〜!!!!!

 

 

・・・こうして私の旅は終わった。あんなに疲れていた自分はもういない。

自分だけの「いいね」をたくさんみつけられたから。

 

 

三戸町とは

三戸町(さんのへまち)は、青森県三戸郡の南端、岩手県との境に位置する町である。

引用:wikipedia

 

東京からのアクセス▼

東京→八戸 JR東北新幹線(約2時間45分)
八戸→三戸 青い森鉄道線(約20分)

松尾和彦町長にお話を伺ってきました

 

ーーー三戸町のいいところはどんなところですか?

 

スーパーや環境施設など、暮らしに必要なものがコンパクトに収容されていて、自然と文明が溶け込む暮らしやすいところです。

 

ーーーー(定型文・・・?)町長個人が思っている良いところを教えてください!!

 

なるほど。わたしはこの町で生まれ育ちましたが、幼いころは川で魚釣りをしたりトンボを捕まえたりしていました。そういった自然が身近にあるところが好きですね。もう何十年もここで生活していますが、毎年出会う景色が違うんです。何回見てもため息が出るほど美しい町です。

 

ーーーー素敵!そういうのが聞きたかったです。本当にこの町はどこを見ても自然が美しいですよね。散歩しているだけで心がフル充電されました

 

今の時期も紅葉がキレイでおすすめですが、一番のおすすめは5、6月。桜から新緑という季節の移り目も見られますし、生き生きとした美しい緑に染まる山々は格別ですね。藤の花も見られます。

 

ーーー絶対遊びに来ます!それにしても三戸の皆さんはすごく楽しそうに仕事をしていていますね。正直驚きました。

 

私を含め多くの人が三戸町に価値を感じてここを拠点にしているように思います。昔から住んでいる方はもちろん、若い世代の方々もこの地でやりがいや生きがいを見いだし、そして共に三戸を引っ張ってくれる。頼もしいですね。

 

ーーーそれでは最後に町長おすすめの三戸グルメを教えてください。ちなみにここは行ってきましたので(食事処リストを見せながら)それ以外でお願いします

 

おお!結構行きましたね!美味しいお店たくさんあるから迷うな〜〜。ではこの3軒で!

 

南部庵

松尾町長「ここはラーメン!スタンダードな味なんだけど、それが良い。ラーメンが食べたいときはここに行きます」

 

田岩
松尾町長「ここは三戸町民の胃袋を掴んでいますね。シンプルなのに深い味わいなんだよな〜。ちなみにおすすめは肉うどん。好きすぎてこの前は3日連続食べました」

 

レッドピーマン
松尾町長「ここは洋食屋さんですね。でも生姜焼き定食が一番好き。米が美味しいんですよ〜!!」

 

山城「生姜焼きじゃないんかい」

 

とっても気さくな松尾町長。突然のアポイントだったのにも関わらず快く取材・写真撮影(冒頭の小芝居)に応じてくださいました!ありがとうございました。

 

 

お試し住居に泊まろう!

三戸町にはお試し暮らし住居という、移住希望者を対象に無料で泊まれる一軒家があります。私も今回こちらに泊まりましたが本当に広くてキレイ!

 

サテライトオフィスでノマドワーク


三戸町には町が運営するサテライトオフィスがあり、こちらはコワーキングスペースとして誰でも利用することが出来ます。wifi・電源も利用できるので、滞在中でも仕事場に困ることはありません。

 

まとめ

今回わたしは初めて東北に来ました。

 

正直来る前は少し憂鬱で…インターネットでみても“3時間かけてまで訪れる”魅力を感じられなくて。(ごめんなさい)

 

この1週間大自然を満喫し、そしてたくさんの出会いがありました。

 

よそから来た私に、まるで昔からの知り合いのように接してくれる温かい人ばかりでとても居心地がよかったです。たった1週間の滞在でしたが絶対にまた皆さんに会いに来ようと、自分の故郷が増えたような感覚です。

 

つい日常生活で、見失いがちな本当に大切なこと。人の温かさ、本当のおいしさ、こころから震える景色。三戸町にはこころを充電するものがそろっていました。

 

インターネットでみるだけではわからない魅力だらけでした。

 

誰かのじゃない、自分のための「いいね」がここにはたくさんあります。

 

もし、これを読んでいるあなたが次の旅行先を悩んでいるなら、三戸町へ行ってみてはいかがでしょうか。全力でおすすめします。

 

三戸町のみなさん、本当にありがとうございました!!次は5月に遊びに行きますね〜!!!!

  • : 著作権の譲渡に同意します
  • : 20代
  • : 女性
  • : フリーランサー
  • : 大阪府
  • : 5泊6日
  • : 新幹線| 電車
  • : 新大阪駅
  • : 約4時間
  • : 51,880円
  • : 車| 徒歩・バス
  • : 三戸役場、各食事処、サテライトオフィス、清水旅館、他

年齢: 20代

性別: 女性

職業: フリーランサー

滞在日数: 5泊6日

出発地(都道府県): 大阪府

三戸町までの移動手段:新幹線| 電車

三戸町までの移動時間: 約4時間

三戸町までの往復移動交通費: 51,880円

新幹線乗車に利用した駅:新大阪駅

三戸町内での移動手段:車| 徒歩・バス

滞在中の訪問場所: 三戸役場、各食事処、サテライトオフィス、清水旅館、他

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